・閉店時間守り、24時には必ず閉める。
・オヤジの話は最低限のドライな接客を心がける。
・店頭にわんちゃんOKのサインを増やす。
上記の3つを意識し、お店の雰囲気作りを改めて行なっていきました。
カウンターを埋め尽くしていたオヤジたちは居心地の悪さも感じ、
だんだんと寄り付かなくなっていきました。
並行し少しづつ犬連れが増え、客層もカップルやご家族単位でのご来店が増えていきました。
その頃くらいから女性一人でのご来店も増えていったと思います。
同じような年代の同性客が増えてもらえるのはとても嬉しかったです。
誤解があるかもしれないので申し上げますが、おじ様たちが皆さんイヤなわけではなく、
当時のガールズバー状態を変えたかったというのが大きいです。
楽しく食べて飲んでくださるおじ様は大歓迎です。
お客様は神様なのか。拒否してもいいのか。
売上が減ることに対する恐怖もありましたが、
今振り返ってもこれは大きな転換期だったと思います。
あの時、あのまま流れに身を任せていたらと思うとゾっとします。
お客様は店を選ぶことができます。
同時に店側も選ぶ権利があります。
店つくりに欠かせないのはそこへ来店して下さるお客様です。
お客様がお客様を呼び込み、その輪は広がっていき、店の雰囲気、空気を作っていきます。
初めての来店でもその第一村人になるだろうお客様がどんな方かで印象は変わります。
特に小さいお店はその雰囲気こそがとても需要です。
だからこ自分で方向性を確認し、軌道修正をしていかなくてはなりません。
時には厳しい判断をしなくてはならないこともあると思います。
ただ、全員を受け入れる余裕がないのだから仕方がないです。
しっかり判断してお客様と向き合わないといけないと私は考えます。
単に支払い金額だけではなく、常連さんとして自分の店に滞在していて欲しいか否か。
基本的なマナーを持って接して下さる。ただそれだけでもいいと思います。
またそういった行動はお客様を守ることにもつながっていきます。
強引なナンパを見かけたら注意する、マナー違反は指摘するなどなど、
自身で運営しているからこそ上司や本社にお願いすることはできません。
全てご自身の責任になり、自由なのです。
素敵な常連さんに愛される店作り、ぜひチャレンジしてみてください。
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